データベース接続

データベースに接続して
データを取得
JDBC / ADO

CROWNIXは独自のデータベースを持ちません。
そのため、新たにデータベースを構築することなく、業務システムやデータウェアハウスにある最新データを使ってレポートを生成することが可能です。
またスタンドアローン運用の場合はローカルにあるODBCドライバなどを利用してデータベースにADO接続することができます。

様々なデータソースからデータを取得

ローカルから直接データベースにADO接続する

レポートを実行する端末から、直接ADO接続できるローカルデータベースや社内データベースに接続してデータを取得することが可能です。

様々なデータソースからデータを取得

開発・運用手順

  1. Report Viewerは定義したADO用の接続文字列を用いて直接データベースに接続します。
  2. レポートを実行するとReport Viewerが定義されたクエリ文を用いてSQL発行してADO経由でデータベースに渡します。
  3. Report Viewerはデータベースから戻ってきたクエリ結果データとレポートテンプレートをマージしてレポートを生成します。

運用構成

  • エンドユーザー環境:Report Viewer(レポート実行)/ ODBCドライバ / DB接続情報

データソース

  • エンドユーザ端末からADO接続可能なデータベース
    例)ローカルDB / 社内システムDB

製品構成(最小製品パッケージ)

CROWNIX ERSを経由して、データベースにJDBC接続する

JDBCドライバが提供され標準的なSQL構文をサポートするRDBMSであればデータベースの種類を問わず接続することができます。

また、CROWNIX ERSにはデータベースの種類を問わず複数のデータベース接続情報を登録できるため、業務システムのデータベースやデータウェアハウスからデータを取得することが可能です。

様々なデータソースからデータを取得

開発・運用手順

  1. CROWNIX ERSに定義したデータベース接続情報とJDBCドライバを利用してデータベースに接続します。
  2. レポートを実行するとReport Viewerが定義されたクエリ文を用いてSQL発行してERS Data Serverに渡されます。
  3. ERS Data ServerはJDBCドライバを介してデータベースにSQLを渡し、データベースから戻ってきたクエリ結果データをReport Report Viewerに返します。
  4. Report Viewerはこのデータとレポートテンプレートをマージしてレポートを生成します。

運用構成

  • 担当者環境:CROWNIX ERS / JDBCドライバ / DB接続情報(複数登録可)
  • エンドユーザー環境:CROWNIX Report Viewer(レポート実行)

データソース

  • CROWNIX ERSサーバからJDBC接続可能なデータベース
    例)業務システムDB / データウェアハウス

製品構成(最小製品パッケージ)

特徴1

標準的なクエリ構文をサポート!
変数を使った動的クエリで、エンドユーザーが条件を切り替えてレポートを表示できる

クエリ文に変数を設定

クエリ文に変数を設定。
実行時にパラメータで渡された変数値を代入してクエリを発行します。
変数をWHERE句に設定することにより同じテンプレートで異なる条件のデータを取得することが可能になります。

照会ツールバーで条件を選択して実行すると、選択した値がパラメータで渡され変数に代入されます。これによりエンドユーザが条件を切り替えてレポートを表示することができます。

クエリ文に変数を設定
クエリ文に変数を設定

照会ツールバーを設定するとReport Viewerでのプレビュー時にエンドユーザに条件を選択させることが可能になります。

特徴2※JDBC接続のみ

CROWNIX ERSは複数のデータソースを登録・管理できる

複数の業務システムに接続可能で、DBの種類が異なる場合にも同じように扱うことができます。
開発環境DBと運用環境DBを両方登録しておけば、パラメータで切り替えて実行することも可能です。
一つの帳票で複数のデータソースから取得したデータを表示できます。

また、エンドユーザのクライアント端末からは直接データベースにアクセスしないため、エンドユーザ側でデータベース接続情報を持つ必要がありません。

クエリ文に変数を設定
特徴3※JDBC接続のみ

Report Centerを使えば、レポートのWeb公開・Web運用が簡単!

CROWNIX Report Designerで作成したレポートをWeb上で公開し、個々のレポートの参照権限を管理します。またCROWNIX Reoprt や CROWNIX ERS 独自の機能と連携し、CROWNIXの特性を活かした運用が行えます。CROWNIXを基盤としたレポーティングシステムの導入を円滑にし、運用の負荷を最小限に抑えることが可能です。

CROWNIX Report Center  

CROWNIX ers

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