データベース接続
データベースに接続して
データを取得
JDBC / ADO
CROWNIXは独自のデータベースを持ちません。
そのため、新たにデータベースを構築することなく、業務システムやデータウェアハウスにある最新データを使ってレポートを生成することが可能です。
またスタンドアローン運用の場合はローカルにあるODBCドライバなどを利用してデータベースにADO接続することができます。
ローカルから直接データベースにADO接続する
レポートを実行する端末から、直接ADO接続できるローカルデータベースや社内データベースに接続してデータを取得することが可能です。
開発・運用手順
- Report Viewerは定義したADO用の接続文字列を用いて直接データベースに接続します。
- レポートを実行するとReport Viewerが定義されたクエリ文を用いてSQL発行してADO経由でデータベースに渡します。
- Report Viewerはデータベースから戻ってきたクエリ結果データとレポートテンプレートをマージしてレポートを生成します。
運用構成
- エンドユーザー環境:Report Viewer(レポート実行)/ ODBCドライバ / DB接続情報
データソース
- エンドユーザ端末からADO接続可能なデータベース
例)ローカルDB / 社内システムDB
製品構成(最小製品パッケージ)
- CROWNIX
Report Designer(1user)
価格(サブスクリプション年間利用額):¥175,000
CROWNIX ERSを経由して、データベースにJDBC接続する
JDBCドライバが提供され標準的なSQL構文をサポートするRDBMSであればデータベースの種類を問わず接続することができます。
また、CROWNIX ERSにはデータベースの種類を問わず複数のデータベース接続情報を登録できるため、業務システムのデータベースやデータウェアハウスからデータを取得することが可能です。
開発・運用手順
- CROWNIX ERSに定義したデータベース接続情報とJDBCドライバを利用してデータベースに接続します。
- レポートを実行するとReport Viewerが定義されたクエリ文を用いてSQL発行してERS Data Serverに渡されます。
- ERS Data ServerはJDBCドライバを介してデータベースにSQLを渡し、データベースから戻ってきたクエリ結果データをReport Report Viewerに返します。
- Report Viewerはこのデータとレポートテンプレートをマージしてレポートを生成します。
運用構成
- 担当者環境:CROWNIX ERS / JDBCドライバ / DB接続情報(複数登録可)
- エンドユーザー環境:CROWNIX Report Viewer(レポート実行)
データソース
- CROWNIX ERSサーバからJDBC接続可能なデータベース
例)業務システムDB / データウェアハウス
製品構成(最小製品パッケージ)
- CROWNIX
ERSライトパッケージ
価格(サブスクリプション年間利用額):¥525,000 - CROWNIX
Report Center(オプション)
価格(サブスクリプション年間利用額):¥280,000
標準的なクエリ構文をサポート!
変数を使った動的クエリで、エンドユーザーが条件を切り替えてレポートを表示できる
クエリ文に変数を設定。
実行時にパラメータで渡された変数値を代入してクエリを発行します。
変数をWHERE句に設定することにより同じテンプレートで異なる条件のデータを取得することが可能になります。
照会ツールバーで条件を選択して実行すると、選択した値がパラメータで渡され変数に代入されます。これによりエンドユーザが条件を切り替えてレポートを表示することができます。
照会ツールバーを設定するとReport Viewerでのプレビュー時にエンドユーザに条件を選択させることが可能になります。
CROWNIX ERSは複数のデータソースを登録・管理できる
複数の業務システムに接続可能で、DBの種類が異なる場合にも同じように扱うことができます。
開発環境DBと運用環境DBを両方登録しておけば、パラメータで切り替えて実行することも可能です。
一つの帳票で複数のデータソースから取得したデータを表示できます。
また、エンドユーザのクライアント端末からは直接データベースにアクセスしないため、エンドユーザ側でデータベース接続情報を持つ必要がありません。
Report Centerを使えば、レポートのWeb公開・Web運用が簡単!
CROWNIX Report Designerで作成したレポートをWeb上で公開し、個々のレポートの参照権限を管理します。またCROWNIX Reoprt や CROWNIX ERS 独自の機能と連携し、CROWNIXの特性を活かした運用が行えます。CROWNIXを基盤としたレポーティングシステムの導入を円滑にし、運用の負荷を最小限に抑えることが可能です。
その他の特徴
伝票作成から定型分析まで対応!
最小コストで効率的かつ安定的な運用を実現できます。