導入事例 - 株式会社 日陸 様 –

仮想化、プライベートクラウドなどの最先端の IT 技術により、国内の物流センターの管理を統合し、最適な貨物配置を実現

「倉庫のクラウド化」を目指す日陸様は、東洋一の物流拠点を全国規模で統合し、帳票類を Report Designer で集中管理しています。

陸運・海運・倉庫業

日陸
課題
  • 自社開発の物流管理システムが、個々の物流拠点の管理にしか対応していなかった。
  • 全部で280種類にも及ぶ帳票を各拠点で管理していた。
  • 帳票作成に時間がかかり、フォーマットの確認作業が大変だった。
導入後
  • 全国8拠点の物流システムを統合。
  • 帳票管理を集約し、出力は各拠点で行えるようになった。
  • 帳票レイアウトを作成中に簡単に確認できるようになった。
CROWNIXを選んだポイント
  • クラウドでの運用で不可欠な安定性
  • 各拠点での印刷が滞らない速度
  • 帳票設計のしやすさと作業の分離が可能

東洋最大の危険物倉庫群

日陸の倉庫・タンクヤード事業は、東洋一の規模を誇る危険物倉庫・危険物温度管理倉庫を擁し、危険物・毒劇物・医薬関連品・IT 関連原料から化粧品・食料品関連、また、タンクヤードを使い船舶からの受入れ・保管、ローリー・ドラムによる国内配送サービスまで、安全で高品質のサービスを提供しています。

消防法の危険物に該当する化学品は、法令により保管や取扱に関し厳しい規定があります。また、医薬品・化粧品の原材料や商品にもアルコール類や酸化性液体など、「消防法」による危険物に分類されるものが少なくありません。日陸は、危険物倉庫業40年と経験と知識で、あらゆる危険物の保管・運送のサービスを高品質で提供しています。

全国 8 拠点の拠点に物流管理システムを配備

日陸の物流センターは国内に7カ所あり、危険品倉庫 47 棟、一般品倉庫が18棟あります。各物流センターには日陸が自社開発した物流管理システムであるLMS (LogisticsManagement System) が導入されており、1,200 社のお客様の月間6万トンを超える貨物の入出庫を管理し、1日当たり6,000 枚もの納品書・在庫証明などを発行しています。

これらのシステムは、2000 年代前半に当時のクライアントサーバーの技術を使って構築したシステムです。当時としては最先端の技術を採用しており、個々の物流拠点内の物流を管理するには必要十分です。しかし、拠点を越えた管理には対応していません。

日陸様におけるCROWNIX Report 活用例

▲ 日陸様におけるCROWNIX Report 活用例

最先端のシステムアーキテクチャを採用し、全国 8 拠点の物流システムを統合

全国規模で物流を最適化するためには、8 つの拠点を統合管理し、最も効率的な貨物の配置を行う必要があります。日陸ではお客様に、より高度なサービスを提供するため、3 年前から物流システムの刷新に取り組んできました。全く新しい統合物流システムをスクラッチから開発、現在は全国の拠点への配備を進めています。

新システムはWindows Server +VMware ベースの仮想環境を国内のデータセンターでホスティングし、全国からVPNを介して接続する最先端のプライベートクラウド アーキテクチャを採用しています。

日陸

各拠点での帳票出力をクラウド上のReport Designer で実行

物流管理システムの重要な機能として、貨物毎に納品書や在庫証明を発行する機能があります。これらの帳票類はお客様毎にきめ細かくフォーマットが定められており、 全部で280種類にも及びます。新システムでは中央のクラウドで全てを集中管理するため、これら帳票類の管理を集約し、出力は各拠点で遅滞なく行う必要があります。

それまで使っていたレポート作成システムにはいくつか不満点があり、新システムの導入に伴って新しいツールの採用を検討していたところ、20年以上の付き合いのあるミツイワから紹介されたのが Report Designerでした。

帳票設計のしやすさと作業の分離が決め手

株式会社日陸 業務本部 システム開発部 部長補佐の辻 穣 氏は「新規に導入するツールに求めていたものは、①安定性、②速度、③修正のしやすさでした。」と言います。過去のツールへの不満から、明確な要件ができあがっていたようです。「①はクラウドでの運用において不可欠、②は各拠点での帳票印刷が滞らないことが重要で、どちらも譲れない点です。③については、新規の帳票設計や既存の帳票に微調整が発生した場合にそれがどれだけやりやすいかという、生産性に関わる問題です。ReportDesigner は①、②の条件を満たした上で、特に③について競合製品には無い特徴を備えています。」

「具体的には、レイアウトを作業中に簡単に確認できることです。レイアウトを作ったり修正したりした場合に、いちいちサーバーに登録したり刷る必要がなく、その場でレイアウトを確認できるのが非常に便利です。また、デザイン作業とデータ抽出などの開発部分を完全に切り分けることができるため、作業を分担しやすくなる点も気に入っています。」

辻穣氏

株式会社 日陸 システム開発部 辻 穣 氏(左)、岸 伸彦 氏(右)

システム刷新の目的はコスト削減ではなく、サービスレベルの向上

株式会社日陸 管理本部 システム開発部 部長の岸 伸彦 氏は「クラウドの採用というと、真っ先にコスト削減ということが頭に浮かぶと思いますが、当社としては今回のプライベートクラウド化でコスト削減を目指したわけではありません。」と強調します。岸 氏はさらに「目的は、拠点の統合管理によって最適な貨物配置を可能にし、お客様に提供するサービスを向上させることです。私たちはこれを『倉庫のクラウド化』と呼んでいます。お客様から見て、私たちの倉庫が一つの巨大な倉庫に見えれば良いのです。細かく物流を指示しなくても自動的に最適な運用が行われることでお客様の満足度を上げることが目的なのです。」と続けました。

辻氏からも、「私たちとしては今回のシステム刷新で運用コストの低減を見込んでいるわけではありません。今はまだ配備の途中ですから実際の運用コストがどうなるかはわかりませんが、最終的な運用コストは多分今とあまり変らないと思います。むしろ、運用コストを上げずにサービスレベルを引き上げることが目的なのです。」というお話でした。その時代の最新の IT 技術を使って大胆にシステム改革を行い、高品質の顧客サービスを他社に先駆けて提供していこうという気概に満ちあふれた日陸様を、ミツイワはこれからもサポートしていきたいと考えています。

ご利用の製品

株式会社 日陸 様

所在地
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町 3 丁目 7 番地 1 興和一橋ビル 8 階
TEL
03-5281-8111(代表)
設立
1946年(昭和21年)12月13日
資本金
2000百万円
事業概要
日陸は1946年に鉄道タンク貨車の賃貸業を開始し、以来一貫して化学品の物流事業に携わってきました。危険物輸送のフロンティアとして規制緩和にも取り組み、国際規格のタンクコンテナや IBC コンテナの国内流通を実現させ、タンクコンテナ、IBCコンテナの賃貸・販売事業では国内トップの地位を確立しています。また、日本全国に展開する化学品の物流拠点に加え、欧州や米国、アジア諸国に設置した拠点網により、ますますグローバル化が進む物流需要に応えられる体制を構築しています。
日陸

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